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 ● あらすじ ● 
   
2010年 夏
   
   自然豊かな、とある小さな村に住む、中学生の少年(佐渡 誠)は夏休み前日に、夏目 空と名乗る一人の少女と出会う。
   
   変わった雰囲気はあるが、明るく活発で太陽のような少女。
   そんな彼女に次第に心惹かれていくが、彼女には……ある秘密があった。
   その秘密を知った時、少年の人生と世界は大きく変貌を遂げる。
   
「あなたに、太陽は昇りましたか?」
   
   これは誰にでも有るけど、誰にでも無い。
   
   そんな、ひと夏の、どこか懐かしくて切ない"喪失"と"出会い"の物語。



 ● 登場人物 ● 







 ● レビュー ● 

NaGISA net 様
管理人:NaGISA 様
レビューを書いてくださり、"準推薦"の評価をくださいました。
※多少のネタバレを含んでいますが、DLするか悩んだ際の参考に♪





 ●  詩  ● 
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"この出来事は奇跡などではない"そう思いたい。

これは神様がくれた真心……。

普通の人とは違う体験をした私たちの、本当の役目を教えてくれる為の出来事。

本当に人を愛するとはどういうことなのか、それを教えてくれました。

私が幸せになる事と、あの人の幸せは違う。

私のあの人への想いは、真実の愛だと信じたい。

あの人からどんな悲しみにも負けないで、頑張って生きていけるという、真心をもらったから。

私もあの人に負けないように、あの人以上に、あの人を愛していたいんだ。

あの日一人で家まで歩いて帰ったとき、寂しくて、虫たちの声が騒がしく感じた。

でも、あの人の温もりを感じながら、あの場所まで歩いたとき、虫たちの声が心地よく感じました……。

これから一生、毎年夏が来れば、この想いは蘇ります。

どんなに辛い事があっても、夏が来れば必ず笑顔になれるという、一生の贈り物をもらいました。

ありがとう……。

あの人には、夏だけでなく、ずっと笑顔でいて欲しい。

それが人を愛する喜びを教えてくれた、あの人への私ができる恩返し。

私は本当の真実の愛を貫きとおしたんだ。

私の幸せはあの人の笑顔を無くさないことなんだ。

たとえ側にいれなくても……。

私は絶対に間違っていない、そう自分を信じたいんだ。

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※『心の赴くまま』というブログを運営している「ウエムキ」さんが書いてくださった詩です。
作品に合った良い詩ですので、掲載させて頂きました。





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